ミュージカルが完成するまで🌟

例年、6月にオーディションが開催されます。それをもとにmヘッドによる配役会議で配役が決定され、夏合宿から約4ヶ月に及ぶ練習が本格的にスタートします!

夏休みが明けると、定期演奏会に向けて、その年や時期、役柄にもよりますが、秋は週に2回ほど(定期演奏会直前には週3回ほど)練習しています。

普段の練習について、2023年は土曜に大学の授業がある人がいたり、平日に5限があり練習に遅れて参加する人もいました。しかし、練習のタイムテーブルを考えるのもあらぐさの団員なので、行ける日や時間帯を考慮して練習メニューを決めてくれます!これは全てがオリジナルで、学生が作るミュージカルだからできることですね!

練習を重ね迎える定期演奏会当日。定期演奏会はホールを借りて行うため、初めて大きなホールで演技する人は特に緊張すると思います。しかし無事ミュージカルを終えた団員の顔を見ると皆清々しく、達成感に溢れた顔をしています!自分たちでミュージカルを作り上げる体験は一生の思い出になるはずです!ぜひ私たちと共にオリジナルミュージカルを作り上げてみませんか?


オーディションと配役決定の流れ

「オーディション」と聞くと、演技や歌が上手な人がキャストになれる、といったイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。しかし、あらぐさのミュージカルは違います!

「仲間と共にミュージカルを作りたい!」という想いがあれば、誰でもキャストとしてミュージカルに参加することができます!

「ミュージカルはやってみたいけどダンス苦手なんだよな...」そんな人も大丈夫です。このオーディションでは個人の得意不得意を見て適切な役を決めるためのものなので、むしろありのままの自分で良いのです。

さて、オーディションから役が決定するまでの流れをざっと説明しますね。

例年5月頃にオーディションの課題曲(歌とダンス)と脚本が発表されます。そこから約1ヶ月の練習期間を経て、例年6月にオーディションを開催します。そしてオーディションの結果を元に配役を決定し、7月には役が発表されます。

練習が本格化する夏合宿まで約2ヶ月あり、台本を覚える会なども開催されるので、台詞を覚えることに対する心配も要りません!


Mの役職について

ここからはあらぐさのmに関わるお仕事の話に移ります。

あらぐさ1年生(入団した1年目)がお仕事をすることはまずありませんが、入団して2年目以降はmに関わる役職を持つことができます。

あらぐさ1年生のうちに見て決めることができるため、ここでは主な役職である「ミュージカル責任者」「アンサンブルヘッド」「音楽監督」「演出家」「音響」「照明」について簡単に説明します!

「ミュージカル責任者」

その名の通り、あらぐさのミュージカルの責任者です。練習のスケジュールやタイムテーブルを決め、役者をまとめるお仕事です。ときには皆のモチベーションを高めたり、客観的に見てアドバイスをしたりすることもあります。

「アンサンブルヘッド」

聞き馴染みのない言葉ですが、とても簡単に言うと「体操のお兄さん・お姉さん」のような存在です。

普段の練習での体操発声を仕切ったり、ミュージカル中のダンスを総括して振付師(もちろんあらぐさ団員)に依頼したりします。

「音楽監督」

劇中歌・BGMなど、劇中の音楽を監督します。劇中歌もオリジナルで原作が存在しないため、作曲家(もちろんあらぐさ団員)にイメージを伝え、共に音楽を1から作り上げていきます。

「演出家」

同じ脚本でも、光や位置、小道具や間の取り方で見え方は違ってきます。それら「演出」を決めるのが演出家のお仕事です。どうすればお客さんに伝わるか、試行錯誤し作り上げていきます。

「音響」

スピーカーから流れる音楽をお客さんが聞きやすいように調整したり、効果音をタイミングに合わせて流したりするのが主なお仕事です。音に乗せて伝えるミュージカルには欠かせない技術者です。

「照明」

舞台の照明を操る技術者です。そのシーンのイメージや、役者の顔が映えるかなどを考えて照明を決めていきます。「光」という観点からミュージカルを作り上げていきます。

他にも脚本家、衣装、メイク、小道具、振付師、作曲家など、ひとつのミュージカルを作るにはたくさんの人が関わっています。

0コメント

  • 1000 / 1000